サラリーマン お小遣い稼ぎ実践

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あの時感じた恐怖。しかしどれだけ恐ろしくても逃げずに車を降りなければいけない。そのために任意保険加入は絶対必要。ひき逃げニュースに思うこと

毎日のようにあるひき逃げ事件のニュースを見て、10代の時の経験をもとに想うこと。逃げてはならない、しかし心構えと任意保険は必須。

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交通事故は毎日のように起きます。そしてひき逃げ事故も。

私はひき逃げ事故のニュースがある度に、強く反応しその情景を思い浮かべてしまいます。そして過去の自分の経験を思い出します。

 

人身事故。

車を乗る人間は、老若男女、お金持ち、力持ち、素晴らしい人、未来がある人、ブロガー、誰でも、そして運転者に非が無くても、明日人身事故を起こしてしまう可能性があります。そしてそれが発生した時、それまで蓄積した胆力全てを吹き飛ばし、相当な恐怖に襲われるはずです。私がそうでした。

想像を絶する恐怖が襲い掛かります。しかし絶対に逃げることは許されません。被害者のためにも、運転者自身のためにも。

そんな瞬間は訪れなければ良いですが、万が一訪れた際、少しでも心構えを持って頂きたく、また相手も自分も救うべく対抗要件を備えましょう、という想いを込めてこの記事を記します。

私が起こした事故の結論を先に述べますと、私が撥ねてしまった女子中学生は、その日病院でおしりの打撲と診断され、午後の授業に元気に登校しました。大事には至らなかった…。

しかし、事故の概要は書き記します。事故の被害者の方で、事故のご記憶を呼び起こしたく無い方は、ここで拝読をお止め下さい。

 

20年以上前起こした人身事故の概要

大学1年生で京都に住んでいた19歳の夏。

その日私は友人のアパートで徹夜で麻雀をし、朝8:00友人を助手席に乗せ、最寄りの駅まで友人を送るため時速40kmで走っていました。徹夜明けとはいえ頭はしっかりし、速度も出していない。いつもの慣れた道です。

そこへ。

横断歩道も無い片側1車線の道の右側のブロック塀の壁の陰から、突然自転車に乗った女子中学生が飛び出してきました。なんの前触れも無く。

 

即座にブレーキを踏み、ハンドルを左に切りましたが、とうてい回避できるタイミングではありません。そのまま自転車に乗った女子中学生を跳ね飛ばしました。

女子中学生はフロントガラスに突撃し、フロントガラスはクモの巣状に割れました。そのまま車のルーフを転がり、後部の道路に転がり落ちました。

私の車は左に急ハンドルを切ったため、左側の塀に車体を激突させ停車しました。

その時の私

クモの巣状態に割れたフロントガラスの中でハンドルに頭を付け、即座に動けない私。

全身を恐怖が襲いました。

この時の恐怖は、これまでもこの後の人生でも経験した恐怖の比ではありません。

 

他者の人生を大きく損なってしまったかもしれないという恐怖。

 

体全体が大きく震えました。足が不自然なほどに震えたのを覚えています。

車を降りたくない。確認をしたくない。

最初に思った感情が「車を降りたくない」でした。

 

その次に思った感情は、恥ずかしながら

任意保険に入っていただろうか、入っているはず。

でした。

車を降りて

私は基本的に自分のことをそこそこ品行方正な常識人間だと勝手に思っています。

しかし朝の8:00。交通量はそれなりにあります。助手席に友人もいます。逃げなかったのは物理的に逃げれる状況でなかったからなのか、逃げれる状況であっても逃げなかったのか、今となっては分かりません。

それほどの恐怖が襲い掛かります。

しかし結果として数秒後には車を降り、車の後ろに回り、女子中学生に「大丈夫?」と声をかけに行きました。

 

女子中学生は体をブルブル震わせながら、しかし立ち上がったので、安全な場所に座ってもらい、近隣の人に救急車と警察を呼んでもらいました。

そして女子中学生は救急車で運ばれていき、私は警察に行きました。

そして警察で様々な手続きを経る中で時間が過ぎ、女子中学生は打撲の軽傷で、学校に登校した、というのを聞かされたのでした。

 

なぜ軽傷ですんだか

車のフロントガラスは割れ、車体を壁にぶつけて車は一発廃車。自転車もぐにゃりと曲がり廃車?。はたから見ると重大事故に見えます。なぜ軽傷で済んだのか。

 

色々な幸運が重なったと思っています。まず車のバンパーが直接ひとではなく自転車に当たり、女子中学生は上へ。そして人体で一番打撃に強いお尻が、フロントガラスを割り勢いを殺して緩やかに車体の上へ。そこをコロコロと転がり地面へ、という流れだったのでは無いかと。

相手の親御さんも、娘のケガが極めて軽傷であること、警察の見分で原因は娘にあること、車の被害等実損は私の方が多いことを鑑み、極めて寛容で示談となり、事故自体がなかったこととして処理されました。時代だったのか何なのか分かりませんが、行政処分も無し。

その夜私は自転車代と破れた制服代として5万円を包んで謝罪に行き、3か月後菓子折りを持って訪問し、これでこの事故の全てがクローズとなりました。

 

目に見えない色々な何かに守られて、色々な幸運も重なり、この事故はこれで済んだと思うようにしています。

ひき逃げ事件の件数

引用元:www8.cao.go.jp

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引用元:www8.cao.go.jp

ひき逃げ事件が後を絶ちません。

平成29年のひき逃げ件数は15,736件。1日に43件以上、逃げていることになります。

 

逃げているので、被害者がどれほどの重篤なダメージを負っているか、確認することなく、ただただ逃げていることになります。恐怖に負けて。

 

 

しかし…。あの時の恐怖。

 

私は自分が特別に弱い人間とは思っていません。人並み。

しかしもし周りに誰も目撃者がいないで、被害者と自分を救済する任意保険の後ろ盾も無く、あの時の恐怖に必ず打ち勝つことができるか、と問われると

そう思っていないから任意保険に入っている

と答えます。そのくらいの恐怖です。

 

任意保険の加入率

引用元:www.hokende.com

「任意保険には絶対に入れ。でないと車の運転は許さん」と言ってくれた、今は亡くなった父親に心から感謝しています。

では任意保険の加入率は、というと、なんと74%。

自動車共済の加入率を加味しても、12%が自賠責以外の保険に加入していないことになります。自動車保有台数が8126万台ですので、約1,000万台が無保険。

9台に1台が、有事の際、被害者を十分に救済する能力を持たずして、車を乗り回していることになります。

飲酒運転の実情

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引用元:www.npa.go.jp

飲酒運転。

H30年に3,355件の飲酒運転事故が発生しています。

数時間前に飲んで急に奥さんが産気づいた、親族が危篤になった、といった特異な例を除いて、他者を傷つける可能性を引き上げるということを分かったうえで、飲んだら乗らない、という最低レベルで自分を律することのできない正真正銘のクズ。

最低レベルで自分を律することも出来ない人間が、自分に引け目がある状態で、あの恐怖に打ち勝つことが出来るとは思えません。

一部を除いて、飲酒運転者が事故を起こした場合、高い高確率で逃げると思います。

飲酒運転すれば車が作動しないように、顔認証と呼吸認証と免許証を連動させた車を作れば良いのに、といつも思っています。

思うこと

車を乗る人間は、老若男女、お金持ち、力持ち、素晴らしい人、未来がある人、誰でも、そして運転者に非が無くても、明日人身事故を起こしてしまう可能性があります。

もし相手の人生を大きく損なう事故だった場合、誠心誠意の謝罪をしても、仕方がありません。誠心誠意の謝罪は最低条件。

被害者の望みは時間の巻き戻しであっても、それは不可能です。であれば金銭的賠償で誠意を示すしかありません。

それができる後ろ盾が無いから、人はひき逃げをしてしまうのだと思います。

そして逃げてしまうと被害者は一生不幸になるばかりか、仮に捕まらなくても、加害者も不幸になります。

多くの人間が、事故のときに逃げないと思います。それは人間の良心と勇気から。

しかしあの恐怖は良心と勇気を凌駕しうる魔物です。そのくらいとんでもない恐怖。

ならば対抗要件として、被害者を少なくとも金銭的には救済しうる任意保険の加入は、ドライバーとして最低条件だと思っています。金銭的責任が取れれば、逃げる確率は減ると。

 

まとめ

この経験以来、安全運転を強く意識するようになり、以後当たり前かもしれませんが、一度も事故を起こしていません。営業車で年間4万キロ走りますが、10年間違反も無しで会社から表彰されました。私の自動車運転人生において、考え方を大きく変える本当に大きな出来事でした。

 

もし事故を起こしたとき、「自分は逃げるわけ無い」みなさんそう思っていらっしゃると思います。そしてきっと多くの方は逃げないと思います。

 

しかし…何度も言いますが、あのとんでもない恐怖はハンパありません。ものすごい恐怖です。人間誰しも魔が差すということもあります。そして勇気が負けた時、被害者に不幸が残るだけです。

 

任意保険に入らなくて良い人間は、キャッシュで5億払える人間だけだと思います。衣食住の内の「食」よりは優先順位下、「住」と同じくらい、「衣」やましてや「スマホ」なんかよりも、任意保険は優先順位が上だと思っています。なんとしてもひねり出すべき費用。

何を当たり前のことを、と大半の方が思っていらっしゃると思います。しかし1000万台、9台に1台が未加入で公道を走り回っていることもまた事実。

もし任意保険に入っていない、運転をする読者の方がいらっしゃれば、他者と自分を守るために任意保険に加入しましょう。そして、事故は自分に非が無くとも起こり得るという事前の心構えを持ち、そしてそもそも穏やかな心で速度を出さずに、安全運転に務めましょう。

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