サラリーマン お小遣い稼ぎ実践

中年サラリーマンが、世の中に氾濫するお小遣い稼ぎを実行し、それに関する情報をご紹介するブログです。

客のポッキー食うんじゃねえ!! 新人(男)指導を悩む中年サラリーマン(雑記です)

ポ、ポッキー食うんじゃねえ!!(怒) 後輩に対して怒りをあらわにした話

7月に入り、新入社員(新人)も仕事に慣れてきたころ。しかし先輩・上司となるおっさんサラリーマンは、接し方に苦労している方も多いはず(私がそうです)

今回は実体験をもとに、伸びしろのある若い新人への接し方を考えます。

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勤務する会社の概要

外資系製造メーカーです。

全世界では売り上げ5兆円の規模。国内では200億くらい。

営業が約60人程度いて、一人一人の責任数字(ノルマ)は3億前後。

私は現地駐在員として四国をカバーしています。

恐るべき離職率

離職率とは、一定の期間内に「退職した人」を「在籍している人」の人数で割った数字です。

例:50人中5人が3年間で止めた=離職率5÷50=0.1≒10%

3年間で20人程度は辞めているので33%。非常に高い離職率と言えます。

引用:www.kaonavi.jp

この高い離職率の原因については、

・3年連続ノルマ未達でクビ

・対前年80%未達で給料返金(差し引かれる)

・給料の変動が激しすぎる(年により倍・半分まで変動する)

という制度および、ビジネス環境が厳しくなっているためですが、

それはまた別の機会に書き記します。

この記事にあるネット銀行との交渉で、給料11か月分で交渉し借入成就したのも、前年に対し11か月時点で当年度の給料が大幅に上がっていたからです(前年度に前々年度分を返金(差し引かれ)していたため、下がり過ぎていたとも言えます) 

 

私の社内立ち位置

2008年に異業種から転職し今年で11年。

10人いた同期もいなくなり、年齢&キャリア的に上から60人中10番くらい。先輩ほとんどいなくなりました笑。

自分の所属は中四国エリア。自分の責任数字のエリアは四国ですが、中国地方もフォローします。中四国エリアには営業が4人います。

組織上、私の上に中四国の責任者がいて私のナナメ下に他の営業3人がいますので、日本企業で言う係長もしくは主任です。

新人がやってきた

中四国で通常4人営業がいるのですが、昨年3名が退職(これまた多い)し、新たに新人3名が入社しました。

今回は26歳Aくん(異業種より中途採用)と2019年1月に顧客の引き継ぎをしたお話です。

車内での会話

外資なので12月決算。2018年11月に入社したAくんは、2か月の研修を経て、2019年1月から担当エリアを持ちます。

Aくんの担当エリアは香川県。前任者が退職したのち、ワンポイントリリースで香川を回っていた私が、一緒に引き継ぎのため、社用車で回ります。

「おう、はじめまして。これからよろしくね」

「ありがとうございます!よろしくお願い致します!頑張ります!!」

さすが中途採用。若いがきっちりしているなの第一印象。

しかし顧客に向かう車内での会話で、ちょいちょい違和感を感じます。

「もう住む家は決まったの?」

「いや~まだ決まらないんです。住みたいマンションが4月に新築で建つので、それまではホテルに住もうかと」

(…?まだ1月やぞ。3か月間ホテルに住むつもりか?)

「そ、そう。どのホテルに泊まってるの?」

「家が決まるまで、クレメントインに泊まってるんですよ」

(…?高松で一番高いホテルやな。俺はいつも5000円のホテルだったが)

「そ、そうか。何か困っていることは無い?」

「そうですね~クリーニング代は経費で上げて良いんですよね?」

(…その発想が俺にはないぞ?)

「どうだろう、俺は請求したこと無いね。他には?」

「この会社の良いところって、研修や会議で色々なところに行けることですね」

(…その発想も俺にはないぞ?)

「そ、そうか。そうやな~会議は多いな~。」

違和感ありありで、顧客先に到着しました。

 

超重要顧客先で

2億のノルマの内、2018年11月に3000万円の機械を購入頂いた重要顧客の部長課長のお二人を訪問。会議室が埋まっていたため、従業員控室に通されました。

「いつもお世話になっております。お電話でお伝え致しました通り、急ですが担当変更のご挨拶でお伺いしました」

「お世話になったね〇〇さん(私)。で君が後任ね。宜しくお願いしますね」

「お世話になっております。後任のAです。宜しくお願い致します」

「はいはいよろしくね。ところで〇〇さん(私)。この間ちょっと困ってさあ…」

 

テーブル挟んで向かい側に、先方2人、こちら2人が座ります。

先方の話が長くなります。楽しくお話しするのも仕事の一つ。

 

10分程度が経過しました。

 

その時聞こえてきたポリポリという音。

隣を見れば、Aくんが手が届くところにあった

先方従業員のおやつであろう、

コップに入ったポッキーを食べてました。

流れる微妙な雰囲気。

さすがにAくんも悟り、食べたポッキーは2本に留まりました。

 

「ではこれで。今後とも宜しくお願い致します」

「ああハイハイ…。〇〇さんちょっと…。」

離れた場所で

「彼、大丈夫?」

さすがに怒った

「あのさあ、俺が何言いたいかわかるか」

「はい…。ポッキーまずかったでしょうか」

「当たり前や!客のポッキーを食うな!!」

社会に出て17年。まさかポッキーを食べるなと声を荒げる日が来ようとは。

すぐ冷静になり、

「あのさあ、俺ならあのシチュエーションで、置いてあるポッキー食べるという選択肢はないんやけど、何で食べようと思ったん?ちょっと食べたかったんか」

「すいません。食べて良いと思いました。」

「出された訳じゃなくて、あれ従業員さんのおやつやろ。私物やで。いやそもそも、どうぞと出されても、食べるかどうかはケースバイケースなのにさあ…」

 

悪気は無い、悪い子では無い。しかし大きくズレている…。

 

どうしたもんかと思いながら、またチョイチョイ違和感を感じる会話をしながら、得意先を訪問、引き継ぎました。

 

わからないと言えず、ごまかすクセがある

その後も引き継いだお客様複数からバンバン電話がかかってきます。

わからないことをわからないと言わず、適当な返答をすると。

確かに、社内の会議の受け答えでも、その片鱗が伺えしれます。

返事が浅い。分かっていないのに「わかりました」と答えます。

私の業界は専門職の強い職種であり、異業種からの転職組は、まず半年は「お客様に教えて頂く」域を脱せません。これは誰でもそうです。

「分からないことは調べてすぐに回答します!頑張ります!!」的なかわいらしさが求められます。未熟者が行うべき回答をしないと。あいまいな回答は、顧客には見抜かれます。

彼には来てほしくないから、代わりに来て、という半出禁になってしまった得意先が数件できました。

スマホ大好き

会議中、よく机の下でスマホをいじっています。

注意するのですが、なかなか直りません。

すこし話がズレるのですが、最近の若い人は、メモをスマホでとる人がいます。

おじさん達はアレ、お客さんの前でやられるとはらはらします。

どう指導するか(私の考え)

上記Aくんと私の関係は、組織上の明確な上下は無いものの、案件ごとの指導を任命されています。Aくんの組織上の上司は、私と同じ上司になります。

Aくんと付き合うこと半年。私は以下を常に心がけています。

常に冷静に

目的は謝罪させることではなく、改善させること。怒りを納めるための謝罪をされても仕方が無いので、ポッキーの時依頼、オンオフで時々強めに注意するくらいにして、あとは冷静に会話をするよう心掛ける。事実を事実のまま事実のみを伝える。

無駄話をしない 

熱血指導は逆効果と考え、聞かれたことのみに答える。

その代わり、物事の意味を丁寧に教える。

電話を切るときに「ところでなんか困ったこと無い?あっそうじゃあおつかれちーん」でまず聞いてあげて、反応があった時だけ丁寧に対応する。

助けてはやらない

10年選手の自分から見れば、行動言動全てがなっちゃいない。自分が担当したことのある顧客なので、自分が出て行った方が教えるより遥かに早いことがほとんど。がクレームになるまでは、やり方だけ教えて後は放置する。自分が出張るのをこらえて、経験を積ませる。(自分が出張るのを堪えるのが一番難しい…)

自分に置き換える

腹が立った時、自分が20代中盤だった時の未熟さっぷりを考えてみる。また、自分が20代の時、おっさん上司に怒られて「うっせバーカ」と思っていたことを考える。

リスペクトを伝える

君と対等だと思っているが、この部分については先輩なので知見を得ているので、この部分については指導させて頂くもらうよ、一個人としてはリスペクトしいるよという意思を伝える。

何を話すかでは無く、何が伝わるか

自分が話したい事を話すのではなく、何がAくんに伝わるか、考えて言葉を発する。

どう指導するか(上司の考え)

私の上司は鬼軍曹で、仕事に対し非常に厳しいです。が、その分「自由にやれ。責任は全て自分が取る」の男気をもっています。昨年退職した1人は成果評価でクビになったのですが、最後までクビは反対、もう1年だけチャンスをあげてやってくれと、会社と戦っていました。何に対しても逃げない熱い男。

つねに負荷をかける

厳しい言葉でスクラップアンドビルドする。

「おめー何にもできねーくせに勝手にやってんじゃねーよ!」

横でハラハラするような電話を良く耳にします。

「ちょっと厳しすぎじゃないすか」

「このくらい言わないと治らねえんだよ。このままだと確実にクビになるだろ。せっかく一緒に働いてるんだから、そうなってほしくねーんだよ。そうならないように、叩き直すためにあえて言いたくねーこと言ってんだよ。」が持論。

自分のことは棚に上げる

自分のことは棚に上げて指導する。

「自分が完璧な人間でなければ指導は出来ない、という考えは悪癖や。それだと正しいことも何も言えんじゃないか。いいか、指導するときは、ある程度自分のことは棚に上げろ」が持論。

事実を明確に伝える

指導するときは

「オブラートに包むな。それじゃ何も伝わらん。まっすぐ事実を事実のまま端的に伝えろ」が持論。

 

まとめ(これだという結論は出ない)

今どきの若い子が、という話ではありません。同じ年代の他の同期の子2人はメチャクチャ優秀です。Aくんだけが、一般的感覚から大きくズレています。

私もチームビルディング本や指導本は少々読むのですが、それ以前の問題です。お客の私物を初見で食べてはいけません(当たり前や)

私はサラリーマンは「権利を主張したいならまず義務を果たせ」と思っています。企業にとって新人は、戦力になるまで給料泥棒です。新人の義務とは、努力して一刻も早く戦力になることです(1社員の私見ですが)。

一方で、採用したからには企業にも育成に適した環境を用意する責任があるのかなと。これが10年後36歳がする行為なら、ハイさよなら、なのですが26歳の彼には将来があります。

サラリーマン的感覚から言うと、初めて訪問した先の、お客さんのポッキーを食べるのはあり得ない話なのですが、ある意味、斬新な独創的発想です(←?)。大きく飛躍するかもしれません。

 

ここまで書いてきましたが、私の育成理論と上司の育成理論、丁寧に対話して納得感を得ながら前に進むか、ストレートにダメ出しして再構築するか。

目的が「本人の成長のため」なのか「組織のため辞めさせない」ためなのかで、比重が変わってくると思いますが、おそらく足して2で割ったくらいが理想なのかなあ…。

 

6か月経って、Aくんに変化が見られてきました。顧客からのクレーム電話は減り、初契約も出ました。計れるわけではないので分かりにくいですが、成長しているようです。

 

こんなことがあってこんなことで悩んでいる、というお悩み記事になってしまいましたが、後輩・新人指導に悩んでいる同じおっさんサラリーマンの方のご参考になれば幸いです。

今回は新人男子でしたので、次回は新人女子について書きます。

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