サラリーマン お小遣い稼ぎ実践

中年サラリーマンが世の中に氾濫するお小遣い稼ぎを実行し情報をご紹介するブログです。

GoToEat 予約せず食事したらすごい損した気持ちになり嫁様の凄さを再認識した話(雑記)

レベッカのMOONの切なさは伝わらなかったがGoToEatで計画性の重要さと嫁様には敵わないことを再認識した話

笑う男女

お得に外食ができるGoToEatキャンペーン。事前に予約し来店することにより、加盟店での食事で昼なら500円/人、夜なら1,000円/人のポイント還元を受けることができます。

巷で大人気ですよね。GoToEatのポイント還元。このブログ名『お小遣い稼ぎ実践』の名の通り、私も積極的に利用しています。

が、もし加盟店に予約なしで行ったらどんな気持ちになるのか…。

11月1日に起きた出来事を勝手気ままに書き記します。

ゆめタウン高松にてショッピング

ショッピングする女性

「これどう思う?かわいいんじゃない?」

「そうか?いや、こっちんが大人っぽくていいんじゃないんか」

「全然ダメ-、はい却下」

(じゃあ俺に聞くなよ…)

そう思いながら嫁様と長女がショッピングを楽しむ『WEGO』を出て、長男と一緒にベンチに腰掛けた。

 

今日は11月1日日曜日。

ここは香川県高松市の『ゆめタウン高松』。愛媛県松山市に住む我が家から200km。高速道路を飛ばして昼過ぎに到着した。

ゆめタウンは株式会社イズミが運営する、西日本に展開されているショッピングモール。まあ、イオンモールのようなモノと思っていただいて良い。

愛媛県にもショッピングモールはあるというのに、わざわざ隣の県のゆめタウン高松に来た目的はただ一つ。中学1年生なった長女の服と靴を買うために、愛媛県には出店していない『WEGO』の店舗に来たのだ。

「LOVETOXIC(ラブトキ)じゃだめなんか」

「ダメよ。LOVETOXICは小学生までで卒業よ。」

マジか…。家の中にあるLOVETOXICだらけの服は一体どうなるんや…。

 

私は2020年に普段着はおろか、肌着やパンツの1枚も買っちゃいない。下着を買ったのは、2019年のJCB&QUICKPPay20%還元を利用したユニクロでの購入が最後だ。

我が家では現在、爆発的にNiziUが流行っている。一番のお気に入りはチーム対決でTWICEのfeel specialを演じたコレ。いっつも流れているため、歌詞を完璧に覚えてしまった。踊りも少々覚えた。

そしてときどき、風呂上りパンツいっちょで子供といっしょに私もfeel specialを踊る。

ヘタなりに。

そのときのダンスの動きに耐え切れずに、古くてゴムがだるだるになったパンツがずり落ちて真っ裸になってしまう。そのくらい、パンツが古い。

 

まあ、パンツなんぞは履ければ良いし、そもそも週末の2日しか私服を着ないサラリーマンとしては、外着なんて2~3着あれば十分。なので自分の服はどうでも良い。

そして、中学生になった長女がLOVETOXICを卒業し、年齢に応じたステップアップ?したWEGOの服を着たい!という想いも理解できるし、親としてはオシャレしたいのであればさせてあげたい。そう思い、わざわざ200km離れたゆめタウン高松に来た。

 

「昔は俺もオシャレを気にしてたのに、もう全然どうでもよくなったな~。自分の服にかける金がもったいないわ」

そう思いながら横でニンテンドースイッチでフォートナイトに興じる長男とベンチに座り、時間をボケっと過ごした。

そしてお会計。15,626円。

dカード支払い履歴ゆめタウン

「一括払いで」

高速代払って2時間かけて高松まで来るんなら、もっと買い込めば良いのに…。

心の声を押し殺し、私は笑顔で店員さんにdカードを差し出した。

 

大切な思い出「こんぴらさん」

家族仲良し

せっかく香川に来たのであれば、満喫して帰りたい。次にどこに行くかという話になった。

私はどうしてもこんぴらさんに行きたかった。

こんぴらさんの正式名称は金毘羅宮。香川県仲多度郡にあり、御本宮まで785段の長い長い階段がある。

4年前の、親として嬉しかった、大切な想い出がよみがえる。

4年前も家族でこんぴらさんを参拝した。その時まだ6歳で幼稚園の年長さんだった長男を連れ、ハアハア言いながら785段を登り、御本宮に到着。そしてさらにその奥に奥社というものがあるのを知った。

奥社まで合わせると計1,368段。私、嫁様と9歳の長女はともかく、6歳児には長く、厳しい道のりだ。

「なあ、大丈夫か?奥まで行けそうか?」

「頑張ってみる!」

頑張るという言葉で登り始めたものの、想像以上に長い階段。長男は汗だくになりながら、一歩一歩登っていく。

そしてついに奥社に到着した。手をつないでゴールイン。

 

「周り見てみろ。おまえが一番小さいぞ。ここまでよく頑張った!」

そういった私に「頑張れたよ父さん!」と笑顔で返してくれた泣き虫で弱かった長男は、「頑張ってやり遂げた」自信のようなものを得ることができたと思う。

親としてはそれが本当に嬉しかった。

また、あの喜びを味合わせてあげたい。あるいは、4年前と比較して楽に登れた自分の成長を再認識することにより、また自信にもつながるだろう。

 

そう思い、私は家族に提案した。

「なあ、覚えとるやろ。またみんなでこんぴらさんに上ろうぜ!」

「え~いやよ。しんどいし」

・・・

四国水族館にて

長年生きていると「自分にとっては大切な想い出でも、ひとにとってはそうではない」ことに遭遇する。これもそういうことなのだろうか。

まあ、いいか。確かにしんどいし。じゃあ、どこに行きたいんや。

 

結果『四国水族館』に行くことになった。

『四国水族館』は香川県綾歌郡宇多津町にある、2020年4月にオープンしたばかりの四国最大級の水族館。我が家も行くのは初めてだ。

入場料は大人2,200円、小中学生1,200円。しめて6,800円なり。

dカード支払い履歴四国水族館

「一括払いで」

くそう。動物園ならひとり200円なのに…。

水族館としてはむしろ安い料金にも関わらず動物園と意味のない比較を頭の中でしながら、私は笑顔で店員さんにdカードを差し出した。

 

レベッカの『MOON』を歌うも共感は得られず

月

四国水族館をそれなりに満喫した時点で16:30になった。そろそろ、家路に向かう時間だ。

「下道でダラダラ帰りながら途中でファミレスでも寄って帰ろうか。」

 

高速で帰っても良かったが、なんとなく国道を通って帰ることになった。松山まで、観音寺市、三豊市、四国中央市、新居浜市、西条市を国道11号線を通ってダラダラと走る。

ゆめタウンに向かう道中のコンビニで、早めの昼食を食べたため、この時点で4人のお腹はペコペコだった。道中でガストでもジョイフルでもマックでも寄って、食べればいいや。

しかしいざ道中にファミレスを見かけても、何かスルーしてしまう。

ガスト、ジョイフル、マック、すき屋、ラーメン屋…。地方都市とはいえ、市街地にはそれなりに手軽に食べれるファミレスはあるものの、『もう少し走ればもっと良い店があるのではないか』という根拠のない期待のもと、ことごとくスルー。

市街地を抜けると何もない山道になり、そして市街地になり、山道になり…。

どんどん腹ペコになりながらも、そうこうしているうちに県を超え、愛媛県の四国中央市に入った。

 

四国中央市は紙の町だ。

ユニ・チャームと大王製紙の工場、それに関連する多くの企業がある。

この時点で18:00。もうあたりは真っ暗だ。

そして、夜空には月が輝いている。

右手に大工場を見ながら、車を走らせる。

そして助手席の嫁様に語りかけた。

 

「なあ、この歌知っとるやろ。レベッカの「MOON」。このシチュエーションなら、今この歌の歌詞がめっちゃ心に刺さるで。」

「・・・」

『昔ママが若くて、小さな私を抱いてた。月がもっと遠くにあったこ~ろ~。工場は黒い煙を吐き出して街は激しくこの子が大きくなるのを祈ってた~。』いいか、工場街が女の子の成長を見守っとったんやで。この工場の雰囲気が歌に似とるわ」

『娘は中三になって~盗みのあ~じ~覚えて~黒いリストに名前を残した~』な、でも娘はグレてしもうたんや」

「・・・」

『MOON、あなたは知ってるの。MOONあなたは何もかも。初めて歩いた日のことも~』そんな娘を月はずっと見守っとったんや」

「・・・」

「で、この2番の歌詞がホンマに泣けるんよ。『壊~してし~ま~う~のは~一瞬でできるから~大切に生きてと彼女は泣いた~』な!このお母さんの気持ち、すっげ~切ないやろ!子供らには大切に生きてほしいわよな!!』

「そんな話はいいからさあ、早くどっかのお店入ろうや」

 

くそう。

さすが嫁様。自分の考えをしっかり口にする。

家を買うとき「よーわからんから買っといて」と見にもこないだけはあるぜ。

月に照らされながら工場街をひた走るこの絶好のシチュエーションにも関わらず、MOONの切なさの共感を得られんとは。俺には信じられんが…。

嫁様はMOONに興味を示さず、ずっと助手席でスマホをいじっている。ちょっと失礼やないか?

まあ、腹ペコやからな…。

そして工場街を抜け、いよいよみんな腹ペコになり、ついには長女と長男が主張を始めた。

 

西条の焼肉屋に行ったが…

「ねえ父さんマジで腹減った。焼肉が食べたい!!」

え~…。焼肉は高いよ…。

昼メシ代と服と水族館と高速代とでもう30,000円くらい使っとるし。うちはブルジョワジーではないんだよ。

そもそも、こないだ運動会頑張ったご褒美で、焼肉食ったばっかりじゃんよ。

いつもの『焼肉キングのランチ食べ放題1,980円』じゃなくて、奮発して街の焼肉屋いったじゃん。

あれ14,880円もしたんやぞ。

焼肉屋のレシート

まあ、ちゃんと食べログで予約してGoToEatで4,000ポイントもらったけども。

しっかしGoToEatはスゴイ。

外食に行くたびに4,000円もらえるなんて。

食べログ8000ポイント

食べログは2回利用して8,000ポイントたまった。これでプチ贅沢しよう。

 

また焼肉か…。ちょっと贅沢しすぎやなあ。

今年はインセンティブも少ないしなあ…。 

でもまあ、確かに腹は減ったし、午前中にコンビニで食べただけやしな。さんざんスルーしてきて、今さらいつも行くファミレスにもあんまり行きたくない。

 

まあ、いっか…。あの焼肉屋なら安いから、あそこに行こう。

『カルビ屋大福いよ西条店』だ。

あの店は昔同じような腹ぺこシチュエーションで行ったことがある。

 

「わかった。じゃあ焼肉にするか」

「やったー!!ヤキニク!ヤキニク!!」

こうして家族4人が完全に焼肉脳になり、さらに腹を減らしながら到着したカルビ屋大福いよ西条店での店員さんのお言葉。

「すいません。大体1時間待ちでして」

「・・・」

 

この時点で19:00。4人はみんな腹を空かし、完全に焼肉脳になっている。

「ねえ、この近くに知ってる焼肉屋ないの?」

当たり前過ぎる嫁様の一言に、言葉が詰まる。

 

知っている。

 

割と近くに焼肉屋がある。あそこなら、たぶんそんなに待たずに入れる。

が…。

できればあそこには行きたくない…。

正確に言うと、今日、行きたくない。

 

でも…。この家族全員の焼肉脳を鎮めるためには…。

「わかった…。じゃあ次がすぐに入れんかったら焼肉は諦めて、ラーメンでもファミレスでも入ろうぜ」

混んでて待ち時間が長くて諦めざるを得ないのを望んでいるような、空いててすぐに食べたいような、複雑な気持ちで次の焼肉屋に向かうことになった。

 

そして焼肉五苑 東予店にたどり着く

焼肉

そうして19:15頃に到着したのは『焼肉五苑 東予店』

焼肉五苑はリーズナブルな値段で美味しい焼肉を食べさせてくれる、庶民的な中小焼肉チェーン店だ。

日曜日のゴールデンタイムではあるものの、予約無し10分待ちで着席することができた。そして念願の焼肉。

 

「うま~い!!」

腹ペコの中、大好きな焼肉にやっとありつけた、至福のとき。

長女の、長男の笑顔が広がる。

子供たちは牛カルビ、牛ロース、牛タン、ホルモンをパクパク食べる。

私は節約を念頭に、豚バラと鶏肉をメインに食べる。

うまい。味も接客もすばらしい。大満足。

45分後、満腹になり幸せな時間は終了する。

「いったいなぜあんなに焼肉が食べたかったんだろう?」と正気に戻る。

そして、お会計。

至福の時が終わり、残念な気持ちがドッと押し寄せる、お会計タイム。

焼肉五苑に行きたくなかった理由

悩むサラリーマン

「9,394円になります」

「PayPayでお願いします」

PayPay支払い履歴

今となって思うが、自分はどうしてあの時PayPayで支払ってしまったのだろう…。

私の中でPayPayはキャンペーン時以外は全然お得なキャッシュレス決済法ではないので、ほとんど利用しない。

なのにこのときに限って1%還元(93円還元)のdカード払いを選択せずに、0.5%還元(46円還元)のPayPayを選んでしまうチグハグさ。

 

冷静な判断ができていない。

こんなにも心を乱す理由。

できれば今日、焼肉五苑に行きたくなかった理由。

それは…。

焼肉五苑はGoToEat対象店

焼肉五苑はGoToEatキャンペーン対象店だから。

 

『お小遣い稼ぎ実践者』の私は、県内のキャンペーン主要対象店をひととおり頭に入れて、モラルハザードにならないよう気を付けながらGoToEatをフル活用している。

焼肉五苑がGoToEat対象店であることを、前から知っていたのだ。

 

ホットペッパーで事前に予約するだけで、4人=4,000円のポイント還元。

ホットペッパーで事前に予約するだけで実質5,394円にできたのに、予約していないから9,394円。

 

我が家にとって、外食1回で9,394円は贅沢だ。

GoToEatキャンペーンの趣旨は、キャンペーンを利用することにより、ユーザーが普段は行かない価格帯のお店への飲食を促し、結果として新型コロナ禍にあえぐ中小飲食店を助けること。

9,394円では行けない焼肉に、5,394円だから行くことができ、お得に食べることは、キャンペーンの趣旨のど真ん中に合致するハズだ。

堂々と『お得を手にして良い』シチュエーション。

しかし私は予約をしていなかったせいで「知っていたのに、利用できなかった」。

知っていたので焼肉五苑に向かう道中で予約を試みたが、直前過ぎて、できなかった。

 

私が手にするはずだった利益は、確かに私の手の中にあったのだ。しかし私がしっかりと握らなかったため、スルリと抜け落ちてしまった。

なんなんだろう。この4,000円を損したような気持ち。

本来もらえなくて当たり前のものを、もらえなかっただけの話なのに。

人間というものは、もしかしたら得られたものが自分のミスのせいで得られなかった方が、強く後悔を感じる生き物なのか。

 

そして、唐突に悟った。

そうか、これが『知らない方が幸せ』という言葉の意味か…。

 

追い打ち

いや、考えがネガティブ過ぎる。

前を向こう。

そうだ。PayPayで46円もらえたではないか。

内面ではメンタルを立て直そうと必死。しかし外面上はフツーに振る舞い、PayPay支払いを終え、店舗を出ようとした私の背に、次のお会計を済ませる4人家族の楽しそうな声が突き刺さる。

 

「おいしかったね~。焼肉」

「そうやね。4,000円分お得だったしな~」

 

そうか。

自分と違いあのお父さんはやるべきことをやって、4,000円という果実を得たのか…。

同じ情報を持ち、ほぼ同じお肉を食べたが、結果に差が出る。明暗を分けたのは『計画性の差』か。

もう2度とこんな切ない想いはしたくない、つぎはもっと計画を立てて遠出しようと心に決め、そして車に乗り込む。

嫁様の凄みと長女のダメ押し

「どしたん。焼肉食べてなんで元気が無くなるん?」

焼肉五苑から家に向かう道中で、ちょっと考え込んでいる私に嫁様が語り掛ける。

 

私は胸に詰まった想いを、一気に打ち明ける。

「いやさあ、焼肉五苑はGoToEat対象店やったけど、それ知っとったけど、予約してないからダメだったやん?やっぱり計画性って大事やと思うんよね。

でも人間って不思議やなあ。座れんかった『カルビ屋大福いよ西条店』はGoToEatの対象店じゃないから、『焼肉五苑』と同じ9,000円の会計がかかったとして、別に得した気にも損した気にもならんやん。

それって結局は「自分と同じ条件で、自分より得をする人が妬ましい」って感情なんやろうなあ。自分も手にできたハズの得を逃して、人が得ているのが悔しいってこと。

他人が得をすることと、自分が損をすることは全く関係ないし、もっというとそもそも今回のケースは自分は別に損はしてないハズやのになあ。

そう思うと、自分はいやしい人間やなあ、とか、もし最初の『カルビ屋大福いよ西条店』に入れとったら、なんも思わんかったんやろうな~とか、考えとったんよ」

 

「ハァ…」

嫁様がため息をつく。そして言った。

「またどうせそんなつまらんことを考えとったんよね。予想通りよ。」

「えっ何が?」

 

「今の話って計画性が大事っていう話以外は考えても意味がないことだし、そもそも最初の『カルビ屋大福いよ西条店』もGoToEat対象店やからね。ホラ、ぐるなび

ぐるなび画面

「ええっ!マジで!?何で教えてくれんかったん???」

カルビ屋大福も対象店だったとは。

そしてそれを今まで一言も言わず、この局面で初めて教えてくれたことに心底驚いた。

それに対する嫁様のお言葉。

 

「だってコレ、それを伝えたら絶対ファミレスにしようってなって、でもファミレスもスルーし続けて、結局家についてしまうパターンやん?

あなたが運転しながらレベッカのMOON熱唱しとるときに、私は助手席で道中で何かお得なお店がないか調べとったんよ。ほんでカルビ屋大福があることも、GoToEatの対象店だってことも、今日はもう予約はできないってことも知っとったよ。

その情報を伝えても「行くべきか行かざるべきか」とグチグチ悩み始めるだけで、結局『今日はGoToEatキャンペーンは利用できない』っていう結論は変わらんじゃん。

午前中のコンビニから子供らもずっと何も食べてないし。早く食べさしたいし。

久しぶりの家族での遠出だし、まあ多少贅沢でも、晩ごはんは焼肉でしっかり食べさせた方が良いかなって思ったってこと。つまり『キャンペーンの有無に関わらず焼肉に行く』方が良いと思ったの。

だったら『カルビ屋大福がGoToEat対象店』ってことはもう知っても仕方ない情報やから、伝える必要も無いって思っただけよ」

 

しばし絶句。なんとまあ…。

確かにカルビ屋大福がGoToEatの対象店であり、今日はポイントを得ることができないことを事前に知っていたら、たぶん、自分は「GoToEatでお得に食べられないんなら、もうラーメンかガストかジョイフルでいいじゃん」という思考に流れたと思う。

そして嫁様の言う通りファミレスもスルーし続け、ズルズルと夜ゴハンは遅くなり、結局家に着いちゃった、というオチも高確率であっただろう。

1軒目のカルビ屋大福がいっぱいで座れなかった経験をしたからこそ、キャンペーンを利用できないと知っていた2件目の焼肉五苑に、しぶしぶ向かったのだ。

 

私の心の流れを完璧に把握している。

28年来の付き合いとはいえ、さすが嫁様。

20数年前、深夜に私の部屋に侵入してきた女性が何者だったのか、的確な推理しただけのことはある。

俺がレベッカのMOONを歌っているとき、嫁様はそんなことを考えていたなんて。

やっぱり嫁様には敵わないな…。こわ~。

 

大きな驚きと、小さな嬉しい気持ちと、小さな恐怖の気持ちが織り交ざりながら、車を走らせる。

結局500kmくらい走った。疲れたな…。でもまあ、あとは安全運転で無事家に着くだけだ。

長女の『WEGO』の服を買うためにわざわざゆめタウン高松に行き、色々あったけど、楽しい一日だった。

ちょっと予定より出費もかさんでしまったけど、その分明日からの仕事を頑張ろう。

 

家に着く直前に、後部座席の長女が言った。

「『WEGO』松山にもできるらしいよ」

 

まとめ

11月1日の我が家での出来事をそのまま書き記しました。

まとめるとこういうお話です。

  • ゆめタウン高松・四国水族館に行った
  • 焼肉五苑で焼肉を食べた
  • 人間は手にできるはずのお得を逃すと悔しいと感じる
  • 知らない方が幸せという言葉の意味を知った
  • 計画性は大事
  • GoToEatキャンペーンがお得
  • レベッカのMOONは嫁様の心には響かなかった
  • 嫁様には敵わないし隠し事もできない
  • WEGO松山店が開店するのを待ってもよかったのでは?

ぜんぜんまとまってませんね。 

どうでも良い話をここまで読んで頂きありがとうございました!

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