学校が大好き。でも卒業式もできない娘に父親としてやれること。
軽微で恵まれている方ですが、新型コロナウイルスの影響が我が家にも出ています。最たるは長女、長男の一斉休校。ショックを受けている娘に対して、父親である私ができることを書き記します。
我が家の家族構成と娘が生まれるまで
我が家は4人家族。
高校生の同級生の私と嫁様、小学校6年生の娘(12歳)と3年生の息子(9歳)。
こちらの記事でも書いが、私は大学6年のうち4年間は京都市のラッキーハウス(4.5畳風呂なし)に、社会人になって4年ほどは大阪市北区の〇〇ハイム中の島(ボロイが投資用のワンルームマンション家賃4万円)に住んでいた。
ラッキーハウス➡〇〇ハイム中の島は劇的な住環境ステップアップだったが、人間とは贅沢なもの。
16歳から一度も離れることなく付き合ってきた嫁様。
ちょっとフツーでないレベルのおおらかさ?の持ち主だ。このときは大阪⇔広島の遠距離恋愛中で嫁様もOL。
そんな嫁様も、次第に私の家に来なってしまった。
理由は『かゆくなるから』『体が痛くなるから』
最初1年くらいは1つのベットで一緒に寝ていたのだが、なんせシングルベットに2人は全く安眠できないし嫁様だけが、かゆくなる。つぎの試みとして床に敷くエアーベットを購入し、嫁様が来たときだけ膨らませて私が寝るようにしていたが、体が痛くなるし疲れも取れない。
〇〇ハイム中の島に住んで2年目くらいには、嫁様は大阪に来た時は〇〇ハイム中の島の200m程の距離にあるホテルを常宿とするようになった。
遠距離恋愛をおして数か月に1回遊びに来るのに、寝る場所は別々。
そんな生活を3年くらい続けてもしぶとく別れない2人なのだが、29歳のときについに嫁様から『当然の一言』が発せられた。
『ねえ…。いい加減にここ、引っ越さん?私もさすがにそろそろ結婚したいんだけど』
『お、おう…。俺もちょうどそれ言おうとしたとこやったんよ(してない)』
そんな流れで13年間付き合った二人はついに結婚することになり、結婚指輪を手作りし、居酒屋で飲み放題5,000円の結婚式?をあげた。
そして新居探し。
パチンコが趣味で貯えはほぼ無い2人。嫁様はOLを辞めて大阪に来るわけで、収入は私のサラリーのみ。予算は限られる。
希望は大阪市内で3LDK駅近で家賃8万円まで。
その条件に合致したのが『〇〇ハイツ加島』。大阪市淀川区加島。
大阪市淀川区加島3丁目
JR東西線加島駅徒歩1分
2001年築。3LDK58㎡。家賃8万円
人生初のオートロック
人生初のセパレート風呂
決して人気の駅ではない
JR尼崎駅の貨物列車が夜中でもうるさい
長く私のブログを読んで頂いている読者様なら私の住まい変遷をなんとなく把握して頂いているかもしれないが、このときは⑤の段階。
①四国の漁村で生まれる。ダチョウの卵商社。ぼっとん便所
②中学の時広島に転校。浪人時2畳の倉庫で1年生活
③大学時代4.5畳の「ラッキーハウス」で3か月風呂に入らない記録樹立。垢アートに凝る
④社会人1~4年目までは大阪市北区西天満の「〇〇ハイム中の島」
⑤「〇〇ハイツ加島」でついに嫁様と新婚生活。長女誕生。
⑥大阪市城東区で私が販売責任者だった分譲マンションを格安で購入し引っ越し。
⑦自社マンション購入後1年で会社が民事再生。会社清算まで見届けて退職。
⑧外資系メーカーに転職。3年間広島勤務。長男誕生。
⑨10年前愛媛に転勤。四国駐在員として自宅兼事務所で営業職。
この加島での新婚生活時に授かったのが、現在12歳、小学6年生の長女だ。
長女の性格
親バカ視点をさっぴいても、娘は優秀だ。
はかなくかわいらしい幼稚園児だった長女も、小学生になるころにはメキメキと頭角を現し始めた。小学校の成績も優秀。運動もできて足も速い。
性格はちょっと変わり者だ。ときどき、私の子供の頃の感覚では理解できない挙動をする。
ゆっくり走る
1~6年生の間の3年生時のみ、運動会のクラス代表リレーの選手に選ばれなかったことがある。ぶっちぎりでクラスで1番早いのに。
親としては「なんで?」と思い、本人に理由を聞いてみると「ゆっくり走ったから」。
リレー代表に選ばれた子供は、通常種目である「障害物競走」に出られなくなるから、それが嫌でリレー選抜のとき、わざとゆっくりと走ったと言う。
へ~!と思った。
私は小学校高学年でも、いや仮に中学生高校生になっても、同じ状況なら全力で走るのが当たり前と思っていた人間。ゆっくり走るという考えは頭にない。良し悪しは置いておいて、私には無い感性だ。
エンピツをもらうために通いつめる
娘は小学5年生から個別学習塾に通っている。
ある日、近くで学習塾がオープンする前に、塾講師のお兄ちゃんが我が家に飛込み営業に来た。「お子様がいらっしゃれば塾はご興味ないですか?」。
塾でも飛込み営業があるんか!と驚いたのだが、娘は強い関心を示し、見学して「行きたい!」となったため、すぐに塾通いが始まった。そして2年が経過。
昨年の6~8月に塾で「自習キャンペーン」というのがあった。期間中に塾を自習目的で利用したらスタンプを押してもらい、最も多くスタンプを獲得した児童には豪華景品。
この豪華景品は「ただのエンピツ」なのだが、娘は3か月間毎日雨の日も風の日も自習に通い、見事エンピツを獲得した。
嫁様といつも話していた。
「なんであいつは毎日塾に通っとるんや?いや、塾に自習で行くのはいいことやけど、あのモチベーションはどこから来るんや?だってただのエンピツやぞ」
「私にもさっぱり分からんけど、まあいつものことよね。いいんじゃない?」
エンピツをもらうと、パタリと塾に自習室利用で行かなくなったのもイマイチ理解できない。
ん~…。一緒に生活していると長女に対し「こいつ変わっとるな~」と思うことが数か月に1回あるのだが、些細なこと過ぎて今思い出せない。しかしやはりちょっと変わり者だと思う(これには嫁様も同意している)
長女の友人が多すぎる
「見てこれ~。今日は15人!」
こんなLINEメッセージ&映像が嫁様からよく来る。
我が家は娘の友達のたまり場になっている。週に2日くらいは10人以上の子供が集まり、みんなで遊んで門限時間に帰っていく。礼儀正しく自分たちのおやつを持って。
嫁様は専業主婦なので、キッチンでスマホをいじりながら、子供たちを監視する。
遊びに来る子供の比率は男子の方が多い。男子10人、女子5人がMAXくらい。このくらいの人数になるとみんなが一緒に遊べれないので、大人数が好き勝手に遊び、くつろいでいる。
参観日等で子供たちの親御さんと会うと「いつもすいませ~ん」「いえいえ~」と母親同士で談笑している。
登校したあとは保健室に籠ってしまう子も、我が家では楽しそうに遊んでいる。
私は小学生のとき家が「ぼっとん便所(くみ取り)」なのが恥ずかしくて、呼びたくても友達を家に呼ぶことができなかった。なので最初の方は「どんどん呼べ」と言っていたのが、気が付くと児童館のようになっていた。
幸いにも我が家は嫁様が常時自宅にいるので、子供たちを安全に遊ばせることができる。そして友達が多いのは良いことだ。
しかしそんな児童たちのたまり場である我が家も、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、閉鎖?された。
長女の涙(1回目と2回目)
「なでしこたるもの、人前で涙を見せるのは恥ずかしいこと」と思っているのかどうかは知らないが、小学校中学年になって以降、娘が泣いたのを私は見たことが無い。
そんな娘でも(嫁様に聞く限り)2回涙を見せたことがある。
1回目(インフルエンザ)
小学校5年生のとき、娘はインフルエンザになった。診断を受けた小児科。
娘がポロポロ泣き出した。
「どうしたの?しんどいの?」と心配で聞く嫁様に対して
「が、学校に1週間行けなくなるから…」
とポロポロ泣きながら答えたらしい。
これは「どんだけ学校好きなんや」と私と嫁様でゲラゲラ笑い話となっている。
2回目(ねんざ)
小学校6年生のとき、娘がケガをしたという連絡を受けて、嫁様が学校に直行し、保健室での会話。体育の跳び箱で跳び損ねて足を捻挫したときの話。
娘がポロポロと泣き出した。
「どうしたの?痛いの?」と心配で聞く嫁様に対して
「今日のソロバンに行けなくなると思って…。」
とポロポロ泣きながら答えたらしい。捻挫でもソロバンは行けるので、包帯を巻いてソロバンに送ったけども。
これも「どんだけソロバン好きなんや」と私と嫁様でゲラゲラ笑い話となっている。
友達が好きなのだと思う
私と嫁様が知る限り、娘が小学校中学年以降の4年間で泣いたのはこの2回。決して頻繁に泣く子ではない娘が涙を見せるのは、友達と会う機会を奪われたとき。
友達が大好きなのだろう。
友達とかけがえのない時間を精いっぱい楽しんでいるのだろう。
このまま良い仲間に囲まれてまっすぐに成長していってほしい。
長女の涙(今回)
2月27日夜、出張先のホテルで仕事中の私に嫁様からLINEメッセージが届いた。
3月2日からの全国一斉休校要請。
翌28日は金曜日。3月4日は月曜日のため、28日が突然の最終登校日となる。
こんなに小学校が大好きな娘に突き付けられた、突然の決定。
ショックを受けた娘はお風呂でひとり泣いたようだ。
インフルエンザやソロバンで泣くので、当然だ。
4年間で3回目の涙。
脱線するが、私は今回の全国一斉休校に致し方なしの立場だ。
また「あのとき入国禁止にすれば良かった」「専門家の話を聞いていない」「効果があるというエビデンスが」的な批判的論調は好きではない。落ち着いてからじっくりすれば良い。もちろん個々人の考えはあって良くて、私はその考えというだけだが。
仕事で医療機関の職員や小中高生に感染経路別予防策の講演をした経験もあるため、現実的に自分及び家族が出来ることと言えば「頻繁な手洗い」「閉鎖空間は避けよう」と新型コロナ発生以前から心がけてはいる。
トイレットペーパー不足については「ウン〇は手で拭けば良い。でもその手で鼻をほじるとウン〇が鼻に入って臭くてたまらないよ」という実体験をブログに書こうと思っている。
「公共の利益は個人の利益に優先する」
「人にうつさないことを最優先に」
「家族を守るのが一番」
「やべえよ所有株の含み損。日本経済頑張れ」
「過度に恐れ経済が大停滞した場合の自殺者の方が多いのでは」
等々、色々な矛盾することを考えながら、結局は「今、自分にできることは頻繁に手を洗うこと」だと結論付けている、まあ一般的なアラフォー親父だと思う。
しかし、娘は違う。
ただただ毎日を精いっぱい学び成長する小学生。大好きな友達との残されたわずかな大切な時間を奪われて、さぞショックを受けただろう。まだ卒業式が中止になるのかどうかも正式決定していない。
いや…。どうせ公立の中学校に同じメンツでいくんやし。そもそも長い人生において、この1か月間のことなんてすぐに忘れるって…。長男はむしろ大喜びやし…。
心の声を押し殺し、私は父親として、娘に何をしてやれるかを考えた。
そして、結論を出した。
二段構えの元気付け策。
結局それかーい!というオチです。
元気付け第一弾。Switchライトをメルペイで
Switchライトを購入。
当面、小6の娘と小3の息子が家に引きこもることになる。
我が家にはもともとSwitchがあり、宿題&勉強後に1日2時間までならSwitchで遊んで良しというルールを定めている。そして取り合いになったら、お姉ちゃんが我慢するルール。
より強い者が我慢をするべし。
しかし本来は活動時間が違う2人なので、もともと家にある1台のSwitchでも問題はなかったが、子供2人が同時に引きこもり、同時に勉強を始め、同じ時間に勉強が終わってしまうわけで、1台のSwitchが高確率で取り合いになってしまう。
いつも娘を我慢させるのはかわいそうなので、追加でSwitchライト購入を決定。
メルペイで。
メルペイサンデー毎週日曜日は全国どこでも20%還元。
還元上限は3,000ポイント=3,000円分。15,000円までの使用で還元上限を振り切ってしまうが、そこは致し方なし。
メルペイは正直あまり好きでは無いので2019年9月に1回しか使ったことがなかったのだが、今回は使用。
きっちり日曜日にエディオンでメルペイを使用し、実質17,787円でSwitchライトを購入した。
同時に引きこもり時の学習ドリル7,000円分も購入。しっかり勉強もせんといかん。
元気付け第二弾。dポイントでスマホを
もともと「中学校になり最初の学年テストで上位〇〇番以内に入ればスマホを購入する」という条件を提示(結果がどうであれ買ってやるつもり)していたのだが、前倒してあげることを決定。
本日3月7日、このあとドコモに娘のスマホを買いに行く予定。
貯めたdポイントで。
ふとdポイントクラブを見ると、38,571ポイントあった。毎月5,000ポイント前後は家族で外食時にポイント払いしますが、一向に減らずにどんどん貯まっていく。
過去に記事で書いたキャンペーンのポイント還元日が重なったのもラッキーでした。ゲヘへ。タダでスマホを買うぜ~!
これらは全て私が生活に必要なお買い物時にd払いやdポイントカードを提示しただけで、無料でもらったポイントだ。
38,571ポイント=38,571円分。のこり数万円を足せば、娘の初めてのスマホが買えそうだ。
約束事を破ってスマホを使用したら即ぶっこわしてやりますわ!
まとめ
新型コロナウイルスの恐怖。
親として自分の子供にできること。
手洗いの励行と自分が感染しないように注意を払うこと、そして自宅で過ごす子供が運動不足にならないように、一緒に公園で縄跳びをすること。できることはそのくらいしかありません。
合わせて、ショックを受けて泣いた娘に対し、元気付けるためにSwitchライトとスマホの購入を、私が普段愛用する『ポイ活』に結びつけてご紹介させて頂きました。
深刻になってもしゃーないし。これからドコモに行ってきます!
皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。