現在最強のキャッシュレス決済「d払い」20~32.5%還元。でも上限は15,000円までです。利用履歴を確認し、次のキャッシュレス決済に移行しましょう。
10月時点で私の考える最もお得なキャッシュレス決済Lifeを、私と同じサラリーマンの方をイメージして、私の経験を例に記します。
キャッシュレス決済をしないと損
消費増税に伴い、キャッシュレス決済をした消費者に対して、購入金額の5%もしくは2%をキャッシュバック、もしくはポイント還元されます。
期間は2019年10月1日~2020年6月30日の9か月間。
キャッシュレス決済化の是非はともかくとして、現金決済とキャッシュレス決済で必要となる(減る)お金に大きな差がつきます。また、2020年6月30日以降もスピードの程度はあれ、キャッシュレス化への流れは継続するように思われます。
まだキャッシュレス決済を取り入れていらっしゃらない方も、出来るだけ早く順応した方が良いと考えます。
私のキャッシュレス決済選択方法
もともとTポイントくらいしか知らなかった現金派の私も2019年年初からキャッシュレス決済を積極的に使用するようになりました。
キャッシュレス決済戦国時代。
各社顧客争奪戦に躍起で、魅力的な還元キャンペーンを打ち出してきています。どのような決済方法が最もお得か、まさに日替わりで変わります。いや、クーポンまで広げれば、それこそ商品やお店によって変わります。
サラリーマンである私は、目まぐるしく変わる日替わりキャンペーンや商品、お店まで「その商品を購入する際、どのキャッシュレス決済が最もお得か」まで追いかけることができません。
ですので月単位で各社の大枠のキャンペーン内容を一通り調べ、最もお得な決済方法を選択し、そのキャンペーン期間中は集中して使用します。
キャンペーンが終了すると別のお得な方法に乗り換える、といったように回遊するようにしています。
私のdポイント
10月に入った時点での、私のdポイントの履歴です。
9月は15,683ポイント使用し、11,861ポイント得ています。
9月30日に一気に10,850加算されているのがお分かり頂けるかと思います。これらは全て過去のd払いキャンペーン時の還元ポイントです。
貯まったポイントをさんざんに使って15,000円分ほど消費したけれども、また9月末に10,850ポイント還元されたので、10月に2回近くのショッピングモールにある「しゃぶ菜」にタダで行ける。こんな感じでポイントがうまく循環しています。
後述しますが、私の場合のd払い還元率は24%ですので、キャンペーンをうまく利用すれば「50,000円使用し約10,000円超が戻ってくる」という状態ですね。
最強のd払い20%還元~10月14日まで~
さて、色々なキャッシュレス決済方法がありますが、10月4日現在最強はd払い20%還元だと思っています。d払いを最優先で使用している方も多いでしょう。
私の場合は24%還元。
増税による還元も加えると、コンビニなら26%還元。
もともと27%の方がキャッシュレス・ポイント還元事業と組み合わせると、最大還元32.5%に到達します。まさに最強。
ドコモユーザー以外でd払いを使用する方法
d払いはドコモユーザー以外の方でも簡単な登録で使用することができます。
まずはdアカウントを入手する必要があります。ここでメールアドレスが必要です。
続いてd払いアプリのダウンロード。ここでクレジットカードの登録が必要です。
必要なものはメールアドレスとクレジットカード1枚のみです。
ドコモユーザーの方以外でも、もしまだd払いアプリをご使用でない方がいらっしゃれば、数分で使用可能になりますので、おススメします。
実際に使用する際は、アプリを開いて「d払いで」とお店の方に伝えて、バーコードをスキャンしてもらうだけです。
落とし穴は上限15,000円の使用まで
還元率、使用できる店舗で非の打ちどころのないd払い20%キャッシュバック。
注意点があるとするならば、キャッシュバックの対象となる使用上限が15,000円と、少々心もとないところです。
ご使用中の方で、期間中にd払いをいくら使用したか、今現在の累計使用額は何円か、正確に把握している方は少ないと思います。私もそうです。
「今、どのくらいかな~12,000円くらいかな~」という感覚で、ざっくり把握しています。
ふと、気になったので9月末に使用履歴を確認してみました。まだ大丈夫だろうという感覚で。
使用履歴はd払いアプリホーム画面の『ご利用履歴』から簡単に確認できます。
私の場合、キャンペーン開始の9月14日から集中的に使用しています。
「ふむ…。まあこんなもんでしょう」
「あれ?こんなに使ったっけ?18日のローソンでの1,842円なんて、全く記憶に無いぞ…。」
完全にOVERしとるやんけ…。
人間の記憶、肌感覚なんてあてにならないのが良く分かりました。2週間前の使用状況なんて全く記憶にありません。
使用履歴にて計算したところ、キャンペーン開始以後の利用総額は17,254円。
2,254円OVERしていました。
15,000円に収まっていたのは9月26日まで。27日以降は20%還元対象外でした。
「ウホッお得や~」と思いながら、全然お得では無かったという訳ですね。
そもそも、ドコモが設定している上限額の15,000円が絶妙過ぎです。
サラリーマンの方がコンビニで朝食を買う場合、弁当500円+お茶100円で600円。実働22日で13,200円。1か月なら15,000円に満たない感覚を持ちますが、出張に行けば夜のコンビニにも使用するし、ビールも買います。おつまみも買うでしょう。1日1,000円以上かかります。
なんか、初めから20%還元を歌っておいて、OVER額で帳尻を合わせるのを計算に入れている気さえします。
読者の皆様も、1日単位、1円単位で「今、何円までd払い使用したんだろう?」と管理把握していらっしゃる方は少ないと思います。私の場合も、9月14日以降9月29日までの実質還元率は17.38%です。まあ、それでも十分お得なのですが。
d払い20%キャンペーンをご利用中の方。私同様に、もしかしてすでに超過しているかもしれません。
今現在d払いをご使用でない方には是非おススメしたいキャンペーンなのですが、逆にd払い20%キャンペーンをご使用中の方には、一度使用履歴のご確認をおススメします。
そして超過していたら、キャンペーン終了の10月14日を待たず、次のお得なキャッシュレス決済方法にスイッチしましょう。
12月15日まで最強はJCB&QUICKPay20%還元
d払い20%キャンペーンの次に最もお得なのは、JCBカードを紐づけたQUICKPay20%還元です。
JCBカードのQUICKPay20%還元の概要は、
JCBのカードをQUICKPay(クイックぺイ)に紐づけるだけ。
還元される上限は10,000円=使用額50,000円まで
キャンペーン期間は12月15日まで
カード毎に上限10,000円のキャッシュバック=家族カードでもOK
というものです。
2020年3月10日に設定口座に使用額の20%分が振り込まれます。
プラスで付与されるリクルートポイント1.2%や、キャッシュレス・ポイント還元事業と組み合わせると、コンビニでの使用で23.2%まで還元されます。
このJCB&QUICKPay20%還元を受けるためには、対象となるJCBカードが必要です。
添付の過去記事は、9月時点でJCBカードを所有していなかった私が、リクルートカードの申込からQUICKPayのダウンロードから設定までした、手順をご紹介した記事です。
こちらのキャンペーンは、期間は12月15日までと長く、上限も50,000円と設定額が高いので、これから申込まれる方でも十分にメリットを享受できます。おススメです。
我が家では10,000円まで使用し20,000円のキャッシュバックを受けるため、私、嫁様2枚のカードを作りました。私分はすでにコンビニで集中的に使用しています。
まとめ
賢く使用すれば最強なのですが、実は上限額をすでに超過しているかもしれないd払い20%還元キャンペーン。私の実体験をもとに、使用額のご確認をおススメさせて頂きました。
つましい話なのですが、お得、節約になると思っているからこそ参加しているキャンペーン。実は全く還元されていないのに使用を続け、後から分かると小さな小さなショックを受けます。ショックを小さくするためにも、まずはご確認を。
全然15,000円に到達していなければ、安心&あとどのくらいかを再確認できます。きっちり把握していらっしゃる方はゴメンナサイ。
そしてサラリーマンの方(に限りませんが)の、次のお得なキャッシュレス決済方法としてはJCBのQUICKPay20%還元をおススメします。
「1日限りの!」「この商品限定でクーポンが!」まで追求するともっとお得な決済方法があるかもしれませんが、現実的にそこまで把握するのは困難です。そして通常使用の範囲において、Paypay・auPAY・楽天Pay・メルペイ・LINEPay、いずれもJCB&QUICKPay20%還元を上回るキャンペーンはありません。
そして…。
JCB&QUICKPay20%還元の使用を続け、11月くらいになったらきっと各社が同レベルのキャンペーンを打ち出してきます。そちらの方が魅力的であれば、乗り換えれば良し。
収入を増やすよりも、固定費である支出を減らす方が容易です。そしてキャッシュレス決済戦国時代の今であれば、最大限にメリットを享受できます。うまく立ち回って、浮いたお金を他の用途に回しましょう!
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