サラリーマン お小遣い稼ぎ実践

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QUOカード貯金。キャッシュレス決済に押され価値が低下してる?いつ使用すればお得か、いつが売り時か悩む話。

ギフトカードの王者『QUOカード(クオカード)』の価値が下がってる?キャッシュレス決済と商圏がまるかぶりで使用や売り時に困る...。

f:id:isative:20191118164458j:plain何枚かお持ちの方も多いであろう、ギフトカードの王様『QUOカード』の価値について記します。

QUOカードの相場。気になって気になって眠れんのよ…。

あなた以外、誰ひとりとして気にしてないと思うよ…。

QUOカードとは

HPのキャッチ通り、『ギフトといえばQUOカード』。

使ったことはなくとも、全く知らないという方はいないでしょう。

出典元:ja.wikipedia.org

その歴史は古く、1995年8月から発行されています。

懸賞の当選品や株主優待品として。

あるいはお祝い時、現金をプレゼントするよりも気持ちを込めた贈り物として。

ギフトカードの王様格です。

1990年代はデートの際さっと財布からQUOカードを出すとちょっとカッコ良く、それだけで女性にもてたものです(勘違い)

もらってうれしい!みんな大好きQUOカード!!

私とQUOカード

私は取引先のイベント参加時の贈り物として、あるいは株主優待として、生活の色々なシーンでQUOカードをもらいます。

もらったクオカードはリビングの小箱に収納されます。

我が家ではこれを『QUOカード貯金』と呼びます。

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だいぶ貯まったなと思い並べてみたら、20,000円以上ありました。

ぐふっ!これでまたボロ株が買えるぜ!

ある程度たまったら(数千円~1万円程度)金券ショップに売却します。

金券は、譲渡は非課税(2重課税となるため)のため、もらった金券を自分で使用する分には課税されない。一方で金券ショップに換金した時点で雑所得として課税対象になる、という解釈でいます。

サラリーマンの方は給与所得以外の所得が年間20万円を超えたら確定申告が必要ですね。私も毎年計算し、必要年度は確定申告しています。来年は確定申告が必要です(株の譲渡損失3年繰越控除のため。決してブログ収益ではない)

QUOカードを金券ショップで売却して得た数千円のお金は『本来は無かった』お金なので、自分の中の『ポイ活専用銀行』である楽天銀行に入金します。

『ポイ活専用銀行』である楽天銀行口座は、家計や投資とは完全に切り離された、私の中で自由な口座です。その口座が少額の投資信託やお遊びボロ株(超低位株)、あるいは少額の仮想通貨を購入する資金となっています。

といっても合計資産5万円に満たない、趣味の口座です。

もともと無いお金=減ってもOKの気楽なお金ととらえ、他と切り分けて運用を楽しんでいます

衝撃を受けた1年前~ガストにて~

もちろんいつも金券ショップに売却するわけではなく、自分でもよく使用します。

最も使用頻度が高かったのは、ガストでの使用。

主要取引先の近くにあるガストのランチ代をQUOカードで払うのが日課だった2018年のある日。私を衝撃が襲います。

出典元:(株)すかいらーくにおけるQUOカード利用終了について | 重要なお知らせ | ギフトといえばQUOカード

2018年6月30日をもって、㈱すかいらーくにおけるQUOカードの利用が終了となりました。

大好きなガストランチをQUOカードで支払うことをちょっとしたルーティーンとしていた私。これにより、ガストに行く機会が大きく減りました。

というよりも、QUOカードの使用頻度そのものが減りました。

 

衝撃を受けた1か月前~金券ショップにて~

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ガストで使用できなくなったことによりQUOカードの使用頻度は減ったものの、変わらず本屋さんでは愛用します。

しかし本屋さんだけでは使用しきれなくなったときは、ちょこちょこ最寄りのショッピングモールに出店している金券ショップに持ち込んでいました。その金券ショップはちょっと変わっていて、ショップ内に中古の本も売っています。

QUOカードを売って、そのお金で古本を買うのが好きなんです。

この金券ショップでのQUOカード買取率は、ここ数年間変わらず1,000円、2,000円、3,000円、ともに92%でした。

10月中旬のある日、それなりに貯まってきたのでいつも行くこの金券ショップにQUOカードを持ち込んだわけです。

すると衝撃的なことを言われます。

「お客様申訳ありません。ただいまQUOカードの買取を中止しています」

「えっ・・・。いつ再開されますか?」

「時期は未定です。ご来店の前にお電話で問い合わせなさってください」

長く利用してきたこの金券ショップで、QUOカードを買い取ってもらえないのは初めての経験でした。そしてその後も買取を再開してはいません。

この時はちょっとショックだったね。古本も買えなかったし。

こちらの金券ショップは3店舗の小規模チェーン店。

大規模チェーン店ではどうなんだろうと思い、ちょっと調べてみました。

金券ショップでの相場は?

完全に推移を追いかけることはできませんが、ネット上で2019年2月時点での大手金券ショップでの価格情報がありました。額面500円で現在の価格と比較してみます。

アクセスチケット  485円→475円 (97%→95%)

大黒屋       470円→475円 (94%→94.5%)

チケットレンジャー 491円→477.5円(98.2%→95.5%)

格安チケットコム  480円→430円 (96%→86%)

現実的にはこちらに送料が加わります。

大きく価値が損なわれている、というわけではなさそうで安心しました。

しかし若干の下落傾向にあると言えます。

ヤフオクでの相場は?

ヤフオクでのQUOカード相場は安定しています。

額面500円のQUOカードがほぼ500円で落札されています。

これは期限切れの近い期間固定Tポイントを消化するため、QUOカードに換えるというのが有効手段として確立しているためです。

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QUOカードをヤフオクでさばくのは有効な手段の1つですが、プレミアム会員である私でも8.8%の手数料が必要です。

そのため仮に満額100%で売れた場合でも、得られる実際の金額は91.2%となります(さらに定型郵便84円が必要です)。

 

キャッシュレス決済のあおりか?

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金券ショップやヤフオクでのやりとりが面倒臭いため、ショッピングモールに行った際のついでに金券ショップに立ち寄り、92%で現金化していたのですが…。

その金券ショップがQUOカードの取引を一時停止してしまいました。

 

QUOカードの不利な点として、

『キャッシュレス・ポイント還元事業』の対象外というのが挙げられます。

キャッシュレス決済を行えば2%か5%の還元が受けれらるのに対して、QUOカードで支払うと還元を受けることができません。消費税10%のまま。

次にキャッシュレス決済との商圏のまるかぶり。

QUOカードが使用できる店舗は主に「コンビニ」もしくは「本屋」に限られます。

ファミレスはデニーズだけ。ドラッグストアは3チェーン店のみ。ガソリンスタンドもENEOSとJAの一部店舗のみ。

キャッシュレス決済と使用できる範囲がもろかぶりです。

かぶるどころか、使用できる店舗数、種類が大きく劣ります。そして使用できる店舗でもポイント還元は無し。

最後に、キャッシュレス決済の顧客争奪合戦のあおりをもろに受けているとも考えられます。

「現金以外の支払方法」という定義で比較すると、QUOカードよりも他のキャッシュレス決済方法の方が大きくお得です。

もともとQUOカードは5,000円なら5,070円分、10,000円なら10,180円分使用できるという、自分で使用する際にも現金よりお得という見方もできました。

現在では、もらったQUOカードを使用する人は減らずとも、「QUOカードを購入して自分で使用する」という人はほとんどいないでしょう。

キャッシュレス決済に押されて使用するシーンが減ってきているということね

悩みに悩んで本屋で…。

そんなこんなでいつもの金券ショップでも売れず、ならば本屋で使用しようと、QUOカードが使える明屋書店に行ってきました。

ちゃんとQUOカードを3,000円分持って。

そして小学生の子供用の英検5級の問題集と大好きなキングダム最新刊を購入。

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迷った末、使用したのはQUICKPay20%還元です。

いや~…。

だってQUICKPayなら1,628円のところ1,303円で買えるんだもん。

悩んだこと…

20%還元枠が残っている分、使い切るのがお得なのでは?

QUOカードはタダでもらったものなんだから、それ使うのが一番でしょうに?

このQUOカードはいつもの金券ショップが買取再開した時に90%くらいで売るのがよいのでは?

嫁様のJCB&QUICKPay20%還元の使用枠があと40,000円程残っていたので、迷いに迷いQUICKPayで決済してしまいました。

何がお得か、もう訳がわからん…。QUOカードPayなんてのもあるし…。 

 

まとめ

キャッシュレス決済の普及にともなうQUOカードの価値について記させて頂きました。

ざっと調べただけですが、贈り物としてより特化している分、ビール券やお米券はあまりキャッシュレス決済普及の影響を受けていない様に感じます。

一方、QUOカードにもオリジナルのカードを作れるという強みがあります。

2020年6月にキャッシュレス・ポイント還元事業が終了すれば、何も無かったようにQUOカードの相場も元に戻るかもしれません。

あるいはキャッシュレス決済10%還元くらいが常態化し、それに伴いQUOカードの価値はもう少しズルズル下がるかもしれません。

もちろん、顔が見える相手からもらったQUOカードであれば大切に取っておくか自分で使用しますが、株主優待等でもらえるQUOカードはやはり金券の一種。価値の最大化を考えてしまいます。

QUOカードに限らず、すぐに使う必要の無い金券を、ある程度まとまった額貯めていらっしゃる方も多いと思います。あなたの金券も、キャッシュレス・ポイント還元事業により少々の影響を受けている可能性があります。一度相場をご確認されてみてはいかがでしょうか。

最適な使い時、売り時がいつかはわかりませんが、QUOカード含め持っている金券の現在の相場を把握しておくのはアリですね。

そもそも貰い物のギフトカードなわけで、悩まず気持ちよく使え!ってことよ!!

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