デマを発信するのは避けたいのであとはより優秀な専門家に検証してもらおう。温めていた一案を提言してみた。
新型コロナウイルスの感染拡大。マスク不足が解消しません。
この記事はマスクが不足し始めた1月頃からずっと「マスクに替わる代替品としてこのモノを一時使用すればマスク不足は解消するのにな」と思っていたのですが(私が知る限り)一向に誰も言い出しません。
ということは私の考えには間違いがあるのだとは思います。間違った情報を広げるデマ発信者にはなりたくない。しかし有益な情報を政府が気付いていない可能性もあります。
私の考えを首相官邸に提言してみました。
マスク2枚配布。良いじゃない!
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、日本の感染爆発が土俵際で食い留められているのは、その多くが医療従事者の方々の必死の努力によるところが大きいと思っています。本当に心から感謝申し上げます。
医療に従事していない私ができることは「感染が拡大しないように自分ができる範囲で最大限の注意と努力を払うこと」。
私が心がけているのは「外出時のマスク着用」と「こまめな手洗い」そして「取引先企業への訪問自粛」。
製造業の法人営業である私。愛車(社用車)のプリウスとともに1日数百キロを走りながら広大な担当エリアを出張しまくりが本来の営業スタンスですが、顧客と自分の感染リスクを考えると平時レベルの営業活動は自粛せざるを得ません。
自粛により今年の数値目標の達成は困難となるわけですが、それは致し方なし。
加えて最近心がけているのが「コンビニでのウォシュレット使用自粛」。
ボタンを押すとウイーンと出てくるあの水が出る棒?みたいなヤツに、前使用者のうん〇しぶきが残っていそうで、ウォシュレット大好き&おしりの弱い私にはキツイのですが、使用を自粛しています。
さて、外出自粛といってもずっと家に閉じこもり続けるわけにもいかず、依頼があれば顧客先に訪問しなければならないのですが、訪問時のマスク着用は感染防止の意味でもマナーの意味でもMUSTです。
しかし一向にマスクの品薄が解消されない中、もともと数年前に購入、備蓄していた我が家のマスクも乏しくなってきました。
その中で新型コロナ対策の一環として発表された各家庭に布マスク2枚配布。
率直にありがたく、大変嬉しく思っています。制作してくれた生産者の方に感謝です。
自分が消費していたサージカルマスクを子供に振り分けて、自分は布マスク使えば良いですからね!
今回の『布マスク2枚配布』については
- な、なんじゃそりゃ!
- 布マスク以外にも色々やっているのにここだけ切り取るマスコミって…。
- 政府の誰もこれが最善と思ってやってない。無いよりは良い。
- コスト400億。ほかにやることあるでしょうに。
- 住宅が無いひとには行きわたらない。
- 費用対効果ガー!優先順位ガー!
色々な意見があるようです。が、私としては嬉しいし、助かる。
どんな政策にもプラスの面とマイナスの面があり、万人に喜ばれるモノは無いと思っています。マスクが残り1枚も無くて手に入れるのも困難な現状を抱えるひとたちがいると考えれば、一助になればヨシでしょう。
給付金30万円、一部の人だけ問題
続けて方向性が発表された給付金。収入が半減程度以上減った方々の自己申告制による30万円程度の給付になる方向性のようです。
サラリーマンの私は、この1~3か月で給与が50%減とはなっていません。なので残念、給付金の30万円はもらえそうにありません。
この『自己申告による給付金30万円』についても様々な意見があるようです。
- 必至で働いている医療従事者には支払われないのはおかしい
- 不公平。時間かかる。スピード重視して一律10万円にすべき
- 虚偽が横行する
といった意見が多数派でしょうか。
これは私も「その通り!」と思う部分が多いです。労に報いる意味でも、医療従事者に給付してほしい。そして本当に困っているひとに届けるのに自己申告は厳しいし、これでは時間がかかり過ぎる。
一方で自分がもらえそうにないことについては
『しゃーないか…。実際にこの1~3か月で月給減ってないもんな~…。』
と納得しています。現時点では収入が減ったという事実が無いのでこれは仕方ない。
ホント難しい問題ですよね。本当に困っている方に正しく給付されると良いけど。
前置きが長くなってしまいましたが、布マスク2枚配布について、私としては嬉しく思い、私自身が給付金30万円の対象外になることについては、残念だけれども納得なわけです。
と同時にずっと思っていることがあります。
「なんで布マスクの代わりにアレ配らんのやろ?それでマスクの品薄ほとんど解消するんちゃうんかな…?」
ここまで書いてこの記事書けなくなって数日経過
本当はこの記事でその〇〇について徹底的に書くつもりでした。
『布マスクの代わりに〇〇を配布すれば良いのでは?』『〇〇の使用方』『効能及びエビデンス』『コスト』『〇〇が逼迫してしまった場合の代替え方法』『リーダーの発信の仕方』
しかしこれらを大見出しで書いて数日、ここから先がどうしても書けなくなりました。
正しくなければどうしよう…。
私が考えたのはマスクに替わるその代替素材を、効果的にリーダーが発信することにより国民に一時的に使用、着用することを奨励し、マスクの品薄を解消させ、医療従事者等、本当にマスクを必要としている方々に行きわたらせる一案です。
製造業に携わる私の知るその素材は、コロナウイルスを遮断するという意味での効果は間違いなく持っており、しかし全く一般的なものではない(一般の人が手に入れれるような製品ではない)ので買占めが起きる可能性も少なく、だからこそ布マスクに替わって政府が調達し配布すれば良い。
現時点でマスクのかわりにそれを着用しているひとを街で見かけることは全く無い代物です。着用していたら変な目で見られる。
平時で脚光を浴びるモノでも無ければ、推奨される方法でも無い。非常時だからこその使用方法。
だからこそリーダーがみずから着用し、その有益性を国民に発信する。
しかし私は感染対策の研究者でも科学者でもありません。ただの製造業の営業。
私のこの考えは間違っているのでは?
結果的に間違いであればデマを発信することになるのでは?
考えが正しかったとして、この方法により新たな品薄を招いていまうのでは?
何度も考えました。私レベルで確認できるエビデンスに則って何度考えても、間違いなく感染拡大に有益、かつマスク不足も解消するハズ。
しかし私の考えは全く正しくない可能性もあり間違った意見を発案することはデマの発信。社会にとって有害になる…。
個人ブログなので何を書いても本来は自由なのですが、今回の件は性質が異なります。
でも…。どう考えても正しいハズ。
なんで同業の人たち、言い出さないんだろう?もしかして誰も気づいていない?気付いていても誰も発案しない…?
色々考え、たどり着いた結論。
情報は適切な発信者から正しく発信されて初めて有益となる。であれば私の考えはアイデアとして情報発信者(政策決定者)に提供し、あとは私のアイデアが検討に足るものであれば、情報発信者および専門家の方々に検証してもらう。
であれば、どうするべきか。
首相官邸に意見する
首相官邸ホームページから首相官邸に意見することができます。
そこに1,089文字、心を込めて私の思う布マスクに替わる代替品による感染予防策及びその使用方法、リーダーの発信の仕方について提言させて頂きました。
ご意見・ご感想の部分に続いて800字程度で私の考えを書き込んでいます。
もし、私の意見を一瞥頂き、検討の余地があると思ってもらえれば、専門家の方々がより多角的に精査し、本当に有益かどうか結論付けしてくれるハズ!
まとめ
新型コロナウイルスの感染拡大防止について、具体的内容については伏せますが、首相官邸に一案を提言させて頂いたことを記させて頂きました。
最適な経済対策については、私は専門家ではないので正直さっぱり分かりません。分からないのであれば、少なくとも私より遥かに優秀な方々に舵取りは委ね、あとは自分のできることをするだけ。コロナが収束すれば一生懸命働くのみ。
今、個人にできることはまず「マスク」「手洗い」「活動自粛」。
次に「批評家にならないこと」「建設的な意見具申」でしょうか。
私の意見を一瞥して頂いて、舵取りをする優秀な方々、私より専門的な方々が「はん!こんな意見はとっくに検討済だよ!」と判断して下さればそれはそれで良いこと。
今回の私の提言に関連した政策がなされれば、ちょっぴりでも国益に貢献できたのかもしれんと、ひとり想うようにします。
国民が一丸となって少しでもコロナ禍の痛みを和らげることができれば。
首相官邸への意見具申。私にとっては初めての経験でした。皆様もご意見があれば積極的に進言してみてはいかがでしょうか(読んでくれるんかな…)。
おすすめの記事はこちら👇