男前?おおらかだわ…。ストレスゼロ。これ多分普通じゃないんだろうな~。嫁様に対して感謝を込めて想うこと
我が家の真の大黒柱、嫁様。
付き合って長いのですが、その思考回路に対し時々、感謝の念を込めて「変わってるよな~」「たぶん、一般的ではないんだろな~」と思うことがあります。 今回はその6選を記事にします。
100%回顧録で、読者の皆様に対し特に何か得るものがある、という内容ではございません。毒にも薬にもならない記事なので、先に謝罪致します。皆様申訳ございません。
6選の前に、なれそめとこれまで
7月15日のtweetです。
基本、このまんまです。
1996年16歳
— isative (@isative) July 15, 2019
出会った時から一目惚れ
以来26年間
1度も別れる事無い嫁さん
逆に言えない事もある
内緒でブログ始めて1ヶ月半
今日初めて打ち明けました
Google検索開いたペーシ
「はん、これがどしたん」
「すません書いたの俺す」
「..は、はぁ?」
応援してくれるとの事。
今日1の出来事でした
私と嫁様は26年来の腐れ縁です。
高校入学直後16歳の春、同じクラスになった当時16歳女子高生(←当たり前)の嫁様を見て、私が一目ぼれし交際開始。それ以来一度も離れることなく、29歳まで付き合い、結婚し13年。計26年の付き合いです。
お互い中学生以後の全ての時間を共にしてきた、腐れ縁。幼馴染という訳ではありませんが、タッチの達也と南ちゃんもしょせん18年の付き合い。それより長い。
「こんなはずじゃなかった」「知らない一面を見た」的な要素は何もありません。なんせ16歳から知っている。
30歳からお付き合いを始め、現在56歳だよ、というご夫婦よりも、理解度は深いと思っています。なんせ多感な16歳から同じ教室で同じ授業を受け一緒に勉強をし、同じ学食でメシを喰ってます。共通の友人も多い。
そんなこんなの腐れ縁なので、嫁様に対し、普段の生活で違和感を感じることは何も無いのですが、これまでの歩みをふと振り返り「嫁さん変わってるよな~」「ラクだわ~」「そのスタンスしっくりくるけど、たぶん一般的では無いよな~」という出来事を下記に記していきます。
6位:物持ちが異常に良い&物欲が無い?
今、私はブログ運営について壁を感じています。アフィリエイトが出来ない。
熟練するとそんなことも無いのでしょうが、アフィリエイト初心者は「まず自分で使用し紹介する」ことが第一歩だという認識です。
が…。私もそうなのですが、嫁様に物欲が無く物持ちが良すぎて、我が家に最新商品が導入されない傾向がある=モノを試す機会が異常に少ない、という問題が生じています。
こちら、我が家の炊飯器。
最近ついにぶっ壊れ、新しい炊飯器を買ったのですが、ず~っとこの炊飯器でした。
いったい何時からあるのか明確ではありませんが、嫁様に聞くと、おそらくOL一人暮らし時代に買ったもの、ということなので、20年以上使用したことになります。
「最近おいしいごはん炊ける炊飯器あるやろ。買おうぜ」
「炊けりゃ良いんやけん、いらんでしょ。壊れるまで使うよ」
ついに壊れてくれました。
照明、テレビ、掃除機、ソファー…。いつからあるか明確では無い製品がゴロゴロしています。
そういえば、今の4LDKの家を買って1年半経ちますが、1部屋、未だに照明がついていません。その部屋はキッチンの横で使用頻度がかなり高い部屋なのですが、照明無し。夜は懐中電灯で部屋に入ります。
さらにそういえば…
我が家の自家用車は日産の軽自動車「モコ」の中古車1台です(自宅兼事務所なので社用車のプリウスは1台あります)。男子としては、もっと大きい車に乗りたいのですが…。
「モコで十分でしょ」
でモコです。
最新機器の便利さを成就することは無いですが、使い慣れたなじみ深い製品に囲まれて生活しているため、らく~なカンジはあります。
5位:遠距離恋愛10年を苦にもしない
私と嫁様は高校3年間交際し、嫁様は地元広島の短期大学に進学しました。そして20歳から地元広島のOLに。
一方、私は1年浪人し、好き勝手に京都の大学へ進学。そして遊びほうけ2留し、6年大学に通いました。1浪2留で社会人になったのは25歳の時。嫁様から見たら最悪ですね。
そしてさらに最悪なのは、私は大阪で就職しました。25歳から31歳まで大阪勤務。
29歳でやっと結婚するまで、10年間広島~関西の遠距離恋愛でした。
これはさすがに「苦にもしない」と表現するのは語弊があり、お互いに極力会うための努力をしていました。
例えば、大学時代は私がバイクで2週間に1回程度、広島にバイクで帰っていましたし、長期の休みの時は広島でバイトをしながら会っていました。
しかし…客観的に見て、嫁様は20歳でOLになり、次のステージに進んでいます。一方で留年を繰り返し、いつまでたっても好き勝手する極貧大学生の私。
やっと就職したと思ったら、また好き勝手に大阪勤務。遠距離恋愛延長しただけ。
ふつう、別れる要素1000%だと思うのです。まず見限られるのではないか?
先日、嫁様に笑い話で聞いてみました。
「なんで見捨てんかったん?」
「は?知らんよ。なんとなくじゃない?」
なんとなくか…。
4位:結婚指輪は手作り
我が家の結婚指輪は手作り。嫁様主導です。
「結婚指輪どうするよ?」
「う~ん…さすがに無いというわけにはいかんよね。作ろっか」
こんな会話をしたのを覚えています。
そして2人でLoftに行き、シルバーアクセサリー9,800円を買いました。
嫁様は手先がメチャメチャ器用です(短大時代家政科なので、家事全般得意。ちなみに書道の師範代)。綺麗な指輪を作り上げました。
私は不器用なので、嫁様にはだいぶ劣りますが、なんとか作り上げました。
二人合わせて9,800円。しかし大切な手作りの想いでの品。
が…。
このブログに映像を載せようと最近嫁様に聞いた時、衝撃の事実が。
「指輪の写真撮りたいんやけど、どこにあるん?」
「へ?知らんよ。とっくに無くなったよ」
新婚当時からこの13年で4回引っ越していますので、どこかのタイミングで無くなったみたいです。なので我が家にはせっかくの手作りの結婚指輪がありません。
う~ん。気が楽過ぎる…。
3位:結婚式はしない
25歳で就職した私も、4年も働けばようやく安定してきます。付き合い始めて13年、ついに29歳の時に結婚しました。その時のやりとりです。
「結婚式とかどうしようかね?」
「へ?絶対せんよ。あんな大勢の前で肌出して恥ずかしい。めんどくさいし。」
ここまでのやりとり全てに共通するのですが、決して極貧だったわけではありません。人並み。昔も今も。
しかしこのやりとり一発&両方の実家が超放任主義ということもあり、結婚式は一切無し。さすがに両方の親族の顔合わせはやりました。居酒屋で飲み放題5000円プランで。
う~ん。気が楽すぎる・・・。
2位:新婚旅行はFF10のついで
結婚式もあげず入籍しましたが、籍を入れたタイミングでしっかりと結婚休暇は取りました。平日5日間+土日の計7日間。
相変わらずノープランの2人は、当然事前にこの7日間のプランを決めているはずもなく、休み初日にまずゲーム中古屋に行き、ファイナルファンタジー10を購入しました。
私はⅠ(ワン)からのFF信者。一方で嫁様は、ほぼ初めてのゲーム。
そこに神ゲーFF10。
2人でゲームをするというのが初めての経験で楽しくて楽しくてドハマりし、昼夜問わずFF10を楽しみました。ほぼ徹夜で(しかも同時プレーできないため、交互に)。
しかし6日目の未明4:00頃、
「あのさあ、気が付けばあと夜が明けた今日と明日と2日しかないんやけど。さすがにずっとFF10というのはまずくないか?」
「今さらそれ言う?でもまあそうね…。さすがにやり過ぎよね…。」
そこから2人でWEBで当日予約で泊まれそうな旅先を探し、決定したのが
山口県萩市。
仮眠を取り、7:00頃新幹線で大阪を出て山口に行き、そこでレンタカーを借りて北上し、名勝地である萩観光1泊2日を楽しんだのでした。
我が家の新婚旅行は山口県萩市1泊2日です。
う~ん。テキトー過ぎる…。
1位:家を買う時、見ることも無くすべておまかせ
一般的には、人生で最も大きい買い物は、住宅であると言われています。さらには、家に滞在する時間は奥様の方が長いので、奥様の意見を取り入れると良いとも。
我が家の場合。
★1件目(11年前)
「あのさあ、〇〇の理由で、完璧に条件が合うんよ。どうしようか」
「う~ん...。よー分からんから、買っといて」
1件目の新築分譲マンションを購入した時の電話での会話です。実物を見ることも無く、これで終了。
当時私は不動産のプロですので、目利きには絶対の自信があり、嫁様もそれについては信頼していたはず。にしてもその物件は嫁様としては、実物を見るはおろか、生まれて1度も最寄り駅に降りたことも無い土地。
ちなみに、2人でマンションのモデルルーム巡りや中古物件を見に行ったことも1度もありません。
★2件目(去年)
「急にあの家が買いたくなった。理由は〇〇。どうしようか」
「う~ん…まあいいんじゃない。まかせた。でも一応見るわ」
家族も出来たため1件目とは異なり、この会話をした週末にさすがに1度だけ家族で見に行きましたが、そのまま購入。これが現在の家です。
う~ん。決断力ありすぎる…。
まとめ?
まとめでも無いのですが。
16歳から嫁様と付き合いそのまま結婚したため、他の家庭のイメージが付かないのですが、かなりほがらかというか…テキトーというか…ゆる~いカンジなのではないでしょうか。
一般的なご家庭と比較すると、かなりラク~に、ストレス無く家庭生活を送れていると思います。それも嫁様がほがらか?(テキトー?)でいてくれるおかげ。
先日、「なんで見捨てんかったん?」と聞いた時の嫁様の回答は「は?なんとなくじゃない?」でしたと記しましたが、続きがあります。
「でもまあ…。もし別れたら今の子供2人は生まれてこんかったわけでしょ。それだけはイヤやから、まあいいカンジだとは思っとるよ」
まあ幸せそうで良かったです。そして、おおらかさに感謝です。
多感な時期に、2人で一緒に色々乗り越えてきてますので、考えにくいのですが…熟年離婚にならないように、引き続き毎月せっせとサラリーを運びます。